恵那の暦・二十四節気『寒露』

寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになります。露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代される時期でもあります。秋は夕焼けが見られると翌日晴れるとい...

恵那の暦・二十四節気『秋分』

一年のなかでも特に過ごしやすい秋の始まりを知らせる秋分の日。国民の祝日であり、彼岸の中日であり、「祖先を敬い、なくなった人々をしのぶ。」ことを趣旨としている日です。 「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ、秋分の日を境に暑さがだんだんとやわら...

恵那の暦・二十四節気『白露』

白露とは、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃。降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。今まで雨という表現だった言葉も露となり、季節の移ろいを感じます。 ...

恵那の暦・二十四節気『処暑』

厳しい暑さの峠を越すと処暑を迎えます。また、残暑はお彼岸まで続くといわれていますが、「処」には落ち着くという意味もあります。山間部である恵那市は、秋の訪れを早く感じるかもしれません。朝夕には少し冷たくなった風が吹き、心地よい虫の声が聞こ...

恵那の暦・二十四節気『立秋』

立秋とは、暦の上で秋のはじまりとされる日です。「立秋を迎え秋となりましたが…」などのフレーズがよく使われます。ちょっとした瞬間に秋を感じさせる風が吹くようになる時期です。しかし近年秋の訪れは遅くなり、いつまでも残暑が続きます。それでもカ...

恵那の暦・二十四節気『大暑』

大暑は読んで字のごとく、一年で最も暑くなる時期のことを意味しています。大暑には快晴が続き、気温が上がり続けるという頃で、暦上一年の中で最も暑い時期です。 そして梅雨が明けましたね。空には入道雲がみられ、太陽がぎらぎらと頭の上から照りつ...

恵那の暦・二十四節気『小暑』

小暑は「小さく暑い」と書くことから、本格的に暑くなる少し前のことを指します。この時期は梅雨明けが近くなり、ミンミン蝉やあぶら蝉の鳴き声が聞こえ始めます。南から熱風が吹き、太陽の光の強さからもまさに夏の訪れを感じられます。 蒸し暑さ...

恵那の暦・二十四節気『夏至』

夏至とは「日長きこと至る(きわまる)」という意味です。一年で一番日が長く、太陽の力が最も強まる時期と言われています。夏至の頃は梅雨の真っ只中なので、曇りや雨が続くと昼が短く感じてしまうことも多いようです。空梅雨(...

恵那の暦・二十四節気『芒種』

芒種の「芒」は「のぎ」と読み、稲などの穂先にある針のような部分を言います。穂の出る稲や麦など植物の種をまく季節を意味します。恵那市ではもう田植えは終わっている時期ですが、もち米や古代米はこの頃が田植えの時期とされます。水無月は田植えに多...

恵那の暦・二十四節気『小満』

木々が若葉に覆われ青々しく成長し、汗ばむ陽気になりました。万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれています。 今年は桜の開花も早く、春が駆け足でしたが、しばらくは朝と夜が冷え込みましたね。発芽した双葉が次の葉...
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