恵那の暦・二十四節気「啓蟄」

春を感じた虫や、冬眠していた生き物たちが続々と動き出します。大地が温まり、冬に眠っていた虫たちが顔を出す時期です。「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫のことです。 「木の芽起こし」と呼ばれる春の雨が降り、冬の間植物の根の部分...

恵那のひな祭りにかかせないお菓子「からすみ」

毎年、この時期になると、市内のお菓子屋さんに「からすみ」が並びます。からすみは、米粉で作る郷土のお菓子。岐阜県東濃地方では、お雛様にお供えするお雛菓子の定番です。恵那市は旧暦にあわせて4月3日にひな祭りを行う地域が多いので、3月は「からすみ...

恵那の暦・二十四節気「雨水」

空から降る雪が雨へと変わり、雪が解け始める頃です。寒さも峠を越え、春を見つけられる時期ですね。春一番が吹き、うぐいすの鳴き声が聞こえると言われていますがいかがでしょうか。昔から農耕の準備を始める目安とされています。恵那市内の道の駅ではふきの...

恵那の暦・二十四節気「立春」

「新しい一年の始まり」です。暦(二十四節気)の上では立春から始まり、大寒で締めくくります。物事の始まりを立春から、と決めることもありますね。立春から数えて日本の暦で言う「八十八夜」(はちじゅうはちや)とか「二百十日」(にひゃくとおか)という...

恵那の暦・二十四節気「大寒」

(ひっくり返る寒さ) 大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しい頃のこと。日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。しかし旧暦は一ヵ月遅れていることを考えると、冷たい空気が棘のように突き刺さるのを体感する頃です。 (寒椿の写真) 寒波がや...

恵那の暦・二十四節気「小寒」

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。令和3年のお正月をどう過ごされたでしょうか。初夢も気になりますね。一富士二鷹三茄子の夢を一度は見てみたいものです。今年は元旦に雪が降りました。御降(おさがり)と読みます。天...

恵那の暦・二十四節気「冬至」

山々の広葉樹が色を失くす頃、恵那では雪が舞いました。厳しい寒さに閉じ込められた冬の色は輝いています。この時期の色を日本人は大切にしてきたのだな、と思います。厳しい自然の景観から発生した色彩は強さと柔らかさがあり、冬色が清らかさを際立たせます...

恵那と私と、二十四節気と。

百年に一度のウイルスに襲われた年の挑戦。日々、ルール変更が起きています。えなえーるでは、予定されていた企画が白紙になるところからのリスタートでした。食と女性活躍、行政の仕事と三本柱が決まっています。 新しいルールの上で、私に何が出来るのでし...

11月15日「七五三」

本日は七五三のお祝いです。お祝いを迎えられる皆様おめでとうございます。本日は七五三について書きたいと思います。まずは、なぜ11月15日なのでしょう?それは、江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男の徳松の健康を祈って始まったと言われています。...
イベント

最近のできごと(10月号)

通勤路にポツンと1本だけ立っている金木犀の大きな木が、なんともいえない素敵な秋の香りを届けてくれる、そんな季節となってまいりました。木曽方面の山々を見上げると、ほんのり雪化粧が。ついこの間まで夏だったのに、季節の移ろいは本当に早いですね。 ...
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