2022『雨水』

恵那の雨水

空から降るものが雪から雨に変わり、雪解けが始まる頃です。草木が芽生える頃でもあり、この時期の梅はこれから花を咲かそうと蕾が大きくなってきています。令和と年号が決まった背景に万葉集があったとは有名ですね。「令」と「和」の文字が入った一文は、季節が春に向かおうとしている、のどかで麗らかな様子が描かれています。

そして雨水は農耕の準備を始める目安とされてきました。例えば土作りである天地返しもこの時期に見られます。病害虫を撃退し、酸素や栄養分を均等にし、連作障害を防ぐ効果があります。

恵那市では本格的な春の訪れにはまだ遠く、雪が降ったりもしましたね。雪は積もる前に溶けていき、これが春の雪なのだなと思いました。地温が上がっているのですね。こうして三寒四温を繰り返しながらのどかで麗らかな春が近づいてきます。

いちご狩り

二月のいちごが一番おいしいと聞き、いくつかのいちご農家さんを訪ねて回っています。熟してから朝採りされるいちごは、やはり甘みに違いが出ます。新鮮なのでヘタが反っていて、そしてしっかり実の先端がとんがっています。この時期の恵那山麓の雪解け水をたっぷりと吸収していると思うとまた特別なものに感じます。

すまいるふぁーむ阿部農園で写真を撮らせてもらいました。写真は「章姫」です。

先日少しだけ体調を崩してしまいました。そんなときは体に優しいフルーツを食べたくなります。「紅ほっぺ」という種類のいちごを買ってみました。粒が大きく甘く衝撃的でした。いちごは、根元の近くで育ったものほど赤く大きくそして甘くなるそうです。甘さと栄養価は比例するそうで、体が喜ぶのを感じました。

私はこのブログで「身土不二」という考え方に何度か触れてきました。これは「体と土とは一つである」とし、人間が足で歩ける身近なところ(三里四方、四里四方)で育った旬のものを食べ、生活するのがよいとする江戸時代からの考え方です。

つい日々の忙しさに追われ、自分が大事にしていることを忘れがちですが体調を崩したことで再認識できたのではないかと思います。この二十四節気は私に「体と土は一つである」と教えてくれます。雪がちらつく寒い日が続いていますが、私も農耕の準備である土作りを始めたいと思います。

豚肉料理レシピ動画01(豚肉とイチゴのサルティンボッカ)

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kotomi mizuno

kotomi mizuno

恵那市明智町出身。Uターン在住。着付け師。 
山での暮らしに魅了され、お着物の沼に落ち、お出汁は毎日引いています。
えなえーるでは暦、節句を担当。季節の移ろいを感じて表現していきたいです。
今年は藍を育てます。

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