えなえーる雑記帳

お知らせ

今日は冬至です。

今日は冬至です。一年で一番昼が短く夜が長い日。

寒さはこれからが本番ですが、明日から春に向かって、少しずつ日が長くなると思うとうれしいですね。

前回の「大雪」の記事で、『恵那の二十四節気』の連載は終わったのですが、なんだか名残惜しいので、次の連載が始まるまで(始まるのか?)時々更新していきます。二十四節気の知識は浅いのでご期待されないように笑

さて、冬至といえば、かぼちゃとゆず湯! 柚子を入れたお風呂に入るのは、邪気を払って風邪をひかないため、そして、かぼちゃが冬至の日の食べ物なのは、運盛りの語呂合せ…とはよく知られていますね。かぼちゃは冬まで保存ができ、栄養もあります。実の黄色も縁起が良さそうです。

それでは、「かぼちゃ」と「ゆず」にまつわる雑記に少しだけお付き合いください。

カボチャのたね

今でもかぼちゃの大きな種を見ると思い出すことがあります。

20年近く前、市役所の農政の仕事をしていた時のこと(あの頃は若かった・・・)

農家の女性たちの間で、「高山の『すくなかぼちゃ』っちゅうのがおいしいらしいに」と話題になっていました。そして、誰かが「これよ、これ。」と、すくなかぼちゃを会議の時に持ってきてくれたのです。

かぼちゃを囲んで「変わった形やなぁ」と皆で眺めた後、切り分けてくれました。そのとき、皆が口々に「種ちょうだい!」というのです。そして、種を嬉しそうに宝物のように大事に包んで持ち帰っていきました。

「種から育てる」という発想にびっくりしながらも、農業の基本を教えてもらったような気がしました。

そして、畑を耕す人だけが知る楽しみを、少し羨ましくも思ったのでした。

時々こうして、種に思いを馳せると、自然のこと、野菜を育ててくれた方への感謝など、いろいろなことが頭に浮かびます。今日は、新たな1年が始まる節目の冬至。かぼちゃの種が実になるまでを想像しながら、夕方、かぼちゃを煮ます。

恵那のゆず

先日、えなえーるにて、笠置町の「はあもにぃの店」の市川さんと林さんにゆず講座をしていただきました。参加者の皆さんで、ゆずジャムとマーマレード(お砂糖漬け)と化粧水を作りました。ゆずは、皮も実も種も使える果物。捨てるところなく使い切りました。

講座中は、ゆずのとても良い香りが施設内にひろがっていました。リフレッシュ効果もありますね。

笠置町では、特産品として色々な商品が作られています。ゆべしや、ゆずゼリー、ゆずカステラなど、様々です。ゆず果汁もお菓子屋さんなどで使われているようです。「ゆずもちゃん」というキャラクターもいるんですよ。道の駅や直売所などで探してみてくださいね。

それでは、今日は、かぼちゃの煮つけを食べ、ゆず湯につかって、無病息災を願い、これからの寒い冬を乗り切りましょう。

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すぎやま

スタッフ見守り係&工作担当
生まれも育ちもほぼ恵那市。
「たるい」は標準語だと思っていたが、学生時代に真実を知って愕然とする。
高校生と小学生を育て中。

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