冬至とは一年で最も日照時間が短く、昼が短くなる日です。一年の終わりが近づき、寒さが厳しく感じるのは、太陽も関係しているのですね。恵那市では昨年もこの頃に初雪が降りました。雪が降った日はモノトーンになる山々が美しく、そして手袋やストールが離せなくなります。
この日を境に日照時間が延びていくことから、「一陽来復(いちようらいふく)」といわれ、ある物事が終わり、良い方に向かうという意味があります。皆さんは冬至に柚子湯に入りますか?柚子湯は、幸運へと向かうために心身を清める風習だそうです。
先日、かさぎ柚子組合の方々とお話をする機会がありました。柚子の写真を撮らせて欲しいとお願いをしたら,「柚子の旬は11月なので時期が過ぎてしまいました。来年、たわわに実った笠置の柚子を見に来て下さいね。」とお返事が。今回の冬至の記事には柚子の写真を使いたかったのでどうしたものか考えていたところ、お友達から「うちの柚子が採りきれないから採ってってー。」と、なんとも恵那らしい連絡がありました。物事がよい方向に向かうとはこういうことなのでしょうか。