クリスマスイブ、雪が積もりました。
積雪の日、同じ恵那市内でも、市街地では見られない光景があります。
大きな三角形は何?
恵那に越してきて、「これ、なんだろう?」と思う物がありました。
集落の集会場横の倉庫に三角形がふたつ。
素材は・・・ガードレール?
三角形の出番が来た!
道に積雪のある朝、三角形の出番です。
軽トラに装着して走ると、雪が道端に避けられていきます。
積雪する事が少ない恵那。しかも、集落内は、車一台が通れるくらいの細い道が多いので、これで結構賄えているようです。
(2時間くらい遅れて、メインロードは土建業者さんが除雪に来てくれました。)
地域の力
この日、お手製除雪機で除雪をしてくれたのは、近所のおじさん。
小さなコミュニティなので、どこの誰かは知られているし、「地域のため」などという大義名分などなく、それぞれができることをやっている感じがします。
おじさんは、集落を一周してから、三角形を付けたままお寺に向かっていきました。
最寄りのお寺は、おっ様(住職)不在のお寺なので、檀家さんが順番で、定期的に掃除や風通しなどの守りをしています。
きっと、役の皆さんで門松をつくり、お正月の準備がされたと思います。寒い中、ありがとうございました。
田舎の原風景
雪が積もれば、大人の心配そっちのけで、子どもたちは大喜び。
SNSには、雪遊びの投稿があふれています。
もちろん、我が家もせっせと雪だるまや小ぶりなかまくらをつくりました。
何十年前も、子どもたちは雪が降れば外ではしゃいでいたのかな。
何十年後も、子どもたちは雪が降れば外ではしゃぐのかな。
『地球温暖化で雪は減るのか増えるのか問題』(https://amzn.asia/d/1Pc5Y2Z)という本もありますが、災害にならず、楽しめる雪を未来に残せたらいいな、と思う雪の日。
地球のために、今、私たちができること。
近場の食材を買ったり、それを使い切ったり、使い捨てを減らしたり、節電節水を心がけたり、個人の暮らしの中でできることは小さいけれど、実践していこうと思います。
この地が、これからも続いていくために。
太田 礼子(おおた れいこ)
千葉県出身。恵那市岩村町在住。フリーペーパーhugma編集長。
田舎町に暮らす、嫁、妻、母、そして妊婦のアラフォー女子が自分らしくどう生きるか、等身大の私を発信している。
人と話すこと、雨が降る前の風と匂いが好き。