2022『秋分』

お知らせ

恵那の秋分

身に秋を感じ、秋めく食べ物に胸躍らせています。過ごしやすい爽やかな時期を迎えました。秋分の頃になると田んぼの周りやあぜ道で咲きだす、鮮やかな赤色の花が曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。この辺りでは彼岸花と呼びます。この花が咲きだすと、実りの秋に忙しく働く人々に、お彼岸の時期だと知らせてくれます。

暑さ寒さも彼岸までといい、一年の中でも過ごしやすい時期ではないでしょうか。稲刈りが終わった田んぼは、コンバインの通った道に泥がむき出しになっており、細かい藁がばらばらと落ち、アートのようです。空が高くなり、雲の姿も変わりました。

秋分の日

二十四節気『秋分』の初日、『秋分の日』は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」趣旨の国民の祝日です。太陽がほぼ真東から出て、ほぼ真西に沈み、昼夜の長さがだいたい同じになる日とされます。秋分の日の食べ物として、昔から食べられているのがおはぎ。秋は萩の花にちなんで「おはぎ」といい、「御萩」と書きます。 春に咲く牡丹の花にちなみ、春は「ぼたもち」といい、「牡丹餅」と書きます。季節の植物になぞらえた名前に風情を感じますね。

小豆の赤色には魔除けの効果があると伝えられ、お供えされていました。お彼岸のお供えとして定番なのは、季節の花、おはぎ、彼岸団子、季節の果物、故人が好きだった食べ物などがあります。

夕日

真西に太陽が沈む春分の日と秋分の日は、夕日が極楽浄土への道しるべだと考えられ、現在の彼岸の行事が生まれたそうです。

「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」というように秋は日照時間が短く、西日が一気に沈んであっという間に日没となります。9月の一ヶ月間で、日没時刻は約40分も早くなります。夕焼けの美しさは秋の象徴ですが、日に日に日照時間が短くなるのを体感し、その美しさをより一層感じることができるのではないでしょうか。

私はこの時期に咲く花を愛でたり、実った新米や栗を頂いたり、夕日を眺めたりして実り豊かな秋を五感で楽しみたいと思っています。

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kotomi mizuno

Kimono文化(呉服販売、着付け)に触れたことで日本の暦に流されるように生活したいと思うようになりました。恵那にUターンしてから恵那の歴史や強みを知りました。恵那の強みを二十四節気で綴っています。時代の流れが速すぎてもスロウで心地良いコトやモノに触れていたいです。
土から始まり土に還る循環を学びたいと思います。畑で育てる藍、湧き出る水、山から伐りだした薪で作った灰で藍染に挑戦します。

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