山には朴の木はたくさんあるのですが、高すぎて採れません。低くても15メートルぐらいありそうです。今後も朴葉寿司を作るなら、これは山の管理、木の育成などが必要です。過去に祖父が採ってきてくれた朴の葉は、いったいどのようにしていたのだろう、と考えてしまいました。
試行錯誤の末、葉を採ることができ、両手に持てるだけ持った瞬間から朴の葉の香りが辺りを漂っていました。豊かな山があり、田んぼがある。蕗を煮たり、筍の灰汁を抜いたり、知恵と工夫も詰まっている。大きな朴の葉の中には恵那の強みがたくさん包まれているのだな、と気付きました。
「朴葉ずしチャレンジ」に送られてくる朴葉寿司の写真も、これからの朴葉寿司の進化も楽しみです。